工学部 学科紹介 機械工学科 研究紹介

Department of Mechanical Engineering

機械工学科

研究紹介

大量生産・大量輸送・大量消費・大量廃棄から「循環型社会」に社会は変わりつつあります.機械工学科では、この「循環型社会」の実現に「ものづくり」を通して直接関与し、環境負荷の低減、機械システムの最適化・知能化・統合化・ユニバーサル化、EPR(拡大生産者責任)への対応、生産の低コスト化など、新しいアプローチを試みています。

講座の図版
バイオ・ロボティクス

ロボットやロボットの知能は、人間をはじめ生物の能力を取り入れ近年急激に進歩しています。本部門では、生き物に学ぶことによってロボットに知能や認識力を与えること、ロボットと人間との共生・対話を実現すること、人間の健康と生活を支えることをめざしています。そのために、現場に密着し、実用を強く意識したメカトロニクス機器および要素を開発することをめざした研究を行っています。

先端金型技術

金型の寿命や製品の精度を低下させる摩耗を低減するための材料・潤滑・表面処理・表面仕上げを実現するため、実験や分析等による摩耗プロセスの解明を行っています。また、プラスチック成型時の熱的解析やプレス加工での材料の変形解析などの数値計算法を用いた解析手法に関する研究や、加工工程のモニタリング手法に関する研究等を行い、生産のインテリジェント化をめざしています。

材料力学

マイクロマシーンから核融合炉、スペースプレーンまで、大きさの大小に関係なく、その強度設計は機械工学のうちの最も重要な課題です。本部門では先端的機能性材料(傾斜機能材料・形状記憶合金・超伝導バルク材/線材・多孔質材・半導体等)の機械的性質を実験により明らかにしつつ、その評価方法の開発と標準化を行っています。また材料そのものの最適設計のため、その力学的挙動の数理解析やシミュレーションも行っています。

環境動力

環境への負荷が小さいエネルギーの開発・利用ならびに省エネルギー化をめざし、風車の空力特性・運転特性,ビル風利用による性能向上など風力に主眼を置いた自然エネルギーの有効活用に関する研究、化石燃料ならびに化石代替燃料(メタノール,水素,木質バイオマスなど)の供給方法の最適化による燃焼機器や内燃機関の低公害化・高効率化などに関する基礎的・応用的研究を行っています。

航空宇宙システム

大空や宇宙への憧憬は,人類の英知を育み,さまざまな科学技術を発展させてきました。本部問では、環境適合型航空エンジンなどの航空宇宙推進システムの研究開発、熱流体工学に関する基礎的研究、高精度大規模流れ解析手法の開発、航空機やUAVなどのビークル制御などを中心的テーマとしつつ、血流(バイオエンジニアリング)など、技術的に関連する諸課題にも取り組んでいます

知的生産システム

人間の生活に有用なさまざまな工業製品は、今後さらに、マイクロ化、高精度化、高機能化の方向に進むと思われます。本研究部門では生産の高能率化・高精度化を実現すること
を目的として、多種多様な製品を効率よく生産するシステムの開発、ならびに加工・組立の高精度化による不良品の削減、製品の性能向上(長寿命化など)をめざした研究を行っています。


岩手大学工学部は、平成21年度(2009年度)4月に統合・改編しました。このページの情報は平成20年度(2008年度)入学生までに適用されるものです。新しい工学部に関する情報は、こちらのトップページからご覧ください。
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