工学部 学科紹介 福祉システム工学科 学科の特色

Department of Welfare Engineering

福祉システム工学科

学科の特色

実験の様子

福祉システム工学科は、福祉基盤づくりのために人間に関わる生命工学・生体工学を共通の基礎として、電気電子、機械工学、情報工学などの基礎工学分野との学際的複合領域に関する研究教育を行っています。

総合的な教育によって、将来にわたって大きな需要が見込まれる生体工学、福祉機器・医療機器、生活支援システムに関わる工学技術者を養成します。

学生実験
学生実験
理工学から医学分野にわたる幅広い知識を吸収

福祉工学実験では、物理計測、電気電子回路、制御工学などの工学基礎実験に加え、行動遺伝学や生理学など、生体に関するいくつかのテーマを扱います。実験操作およびデータ解析の経験を通してエンジニアとしての基礎的な力量形成をめざします。

線虫の行動実験
線虫の行動実験
神経系の分子が行動をどのように制御しているかの研究

神経系がどのように働いて移動運動を制御しているかを、単純な神経回路を持つC.エレガンス(線虫)を使って研究しています。行動量を自作の計測システムで測定します。また、行動異常ミュータントの原因遺伝子を探ります。医学・生物学・情報科学とも関係する研究です。

生体高分子の分析技術の開発
生体高分子の分析技術の開発
遺伝情報を医療福祉に役立てる

遺伝情報から予測される機能素子(多くはタンパク質)が生体中でどのように組み合わされて機能しているかを検出するためのシステムを開発しています。図は、結合している機能素子を2次元電気泳動法により検出した例です。

脳波・自律神経機能計測による快適性の評価
脳波・自律神経機能計測
人間の生活空間および福祉機器全般の快適性を評価

脳波や自律神経機能(呼吸数・心拍数・血流量)を計測し、客観的かつ汎用性のある人間の快適状態の定量的解析を行っています。具体的には、芳香療法(アロマセラピー)、音楽療法に関する研究などが含まれます。

産学連携
排泄介助支援システム
排泄介助支援システム(トイレロボット、介護ロボット)の開発

排泄介助は要介護者の尊厳を損なう上に、介助者にとっては肉体的に非常に重労働です。24時間いつでも自助努力で、楽しく排泄ができる移乗支援器と排泄支援器を開発しました。民間との共同研究で事業化をめざしています。

産学官共同研究
生体用合金の高温鍛造
生体用合金の高温鍛造に成功

福祉システム工学科が産官連携して研究してきた人工関節などの生体材料に適したCo-Cr-Mo(コバルト−クロム−モリブデン)合金の高温鍛造と骨折用プレートの試作に成功。高齢化社会に対応した新技術として注目を集め、各社新聞記事に取り上げられました。


岩手大学工学部は、平成21年度(2009年度)4月に統合・改編しました。このページの情報は平成20年度(2008年度)入学生までに適用されるものです。新しい工学部に関する情報は、こちらのトップページからご覧ください。
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