岩手大学工学部 研究室訪問 Lab.Navi《ラボナビ》

岩手大学 工学部・大学院工学研究科

今野 晃市 教授Kouichi Konno

工学博士。筑波大学第三学群情報学類卒業後、(株)リコー、ラティス・テクノロジー(株)を経て、現在、岩手大学工学部電気電子・情報システム工学科教授。3次元形状処理と計測技術、バーチャル・リアリティ、情報考古学などの研究を行っている。著書に「3次元形状処理入門」など。

今野 晃市 教授
研究室イメージ

主な研究内容について教えてください。

 3次元の形をコンピュータで定義して、操作するための方法について研究しています。表には見えてこないものですが、「CGなどを作る基盤となる技術」と考えてもらえばいいと思います。
 この研究室では、主なテーマとして曲面や点群ベースの形状モデリング、形状処理の分散化手法、考古学のための情報処理手法などに取り組んでいます。

左の写真:画面上の物体にタッチすると、触れた感覚が手元に伝わる「力覚フィードバック」。

今野 晃市 教授

研究内容をわかりやすく説明していただけますか?

 形状モデリングというのは、3次元で表された形をコンピュータ内に表現して操作すること。その方法や手法は数え切れないほどあって、それぞれメリット・デメリットを持っていますから、どの方法を使ってどのように形状の表面を記述するかが、大きな問題になってきます。
 例えば「曲面ベース」で表すのは、どちらかというと、工業製品のようにカッチリとしたものづくりに適しています。携帯電話などのように人の手でさわるものは触れた時の感触が重要だからです。一方、人間や建物などちょっとあいまいで複雑な物の表現には「点群ベース」が適しています。点の集合体で表現すると、曲面よりも単純に形を表現できるんです。最近では、この「点群」で表すモデリング手法が注目され、研究論文も増えてきました。

今野 晃市 教授

研究室では、どんなものを対象に
「形を定義」しているんですか?

 これまでに山岳地形、建築物(近代建築物や遺跡)、石器や土器、機械部品などさまざまなものを手がけてきました。しかし、ただ表現するだけでは「絵に描いたモチ」。何に応用するかが大切なんです。コンピュータで形を定義する技術はものづくりをはじめ、建築・エンターテインメント・アート・医療…などなど、挙げればきりがないほどさまざまなところで使われています。あくまでも「縁の下の力持ち的存在」だと思いますね。

今野 晃市 教授
応用化学・生命工学科
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