岩手大学工学部 研究室訪問 Lab.Navi《ラボナビ》

岩手大学 工学部・大学院工学研究科

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化合物の合成は、地道な実験の繰り返しでもある。
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研究室には、耐熱性を分析するための機器群が設置されている。
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10万〜100万という分子量をもつ高分子化合物の研究に不可欠な、分子量の測定装置。

ちなみに、先生がこの分野に興味を持たれたきっかけとは?

 もともと化学が好きだったのです。フラスコを振って反応を起こすことがとにかく楽しかった。授業で高分子化学について学んだときに、プラスチックや繊維など身近にあるものすべてをフラスコの中で作ることができるということを知って、自分で作ることができたらきっとおもしろいだろうな、と思ったのが、この道に進むきっかけだったように思いますね。

大石 好行 教授

先生が考える、高分子化学の魅力とは何ですか?

 「自分で考えて作ることができる、自分でプロデュースできる」ということでしょうか。どの分子をどんな風に結合をさせると、どんな性質・機能を持ったものが作れるだろうか…。まるで子どもが遊ぶ積み木のように、自分で設計し実験を積み重ね、新しいものを生み出すことができるんです。「こういうものがあったら便利なのに」「こういう機能を持った材料が作れるんじゃないか」という自分の考えや理想を実現できる可能性があるのが高分子化学の世界。そして、それらがもし実用化されたらすばらしいこと。自分の研究が製品化されるかもしれないという工業に直結した部分も、おもしろいところかもしれませんね。

大石 好行 教授

最後に、高分子化学をめざす学生へのメッセージをお願いします。

 高分子化学に限らず化学分野は、とにかく探求心、チャレンジ精神、そしてやる気がないとダメですね。化学実験は意外と地味。仮説を立て、テストをし、失敗したら原因を探り、また仮説を立てテストをし…の繰り返しです。この何度も繰り返す実験を途中で諦めてしまっては、そこで化学はおしまいです。仮説と違う結果が出たとしても、それを失敗とせず突き詰めていけば新発見に繋がることもあります。ノーベル賞ものの研究の中にも、実は失敗実験の産物だったというものがたくさんあるんですよ。
 高分子化学の世界は、アイデア勝負。従来と同じやり方では、同じところまでしかたどり着けません。新しい発見をするには考え方・視点を変える必要があります。教科書に書いてあることが正しいとは限らないのが化学。まだまだいろんな反応結果が残されています。常識や教科書にとらわれず、ひたすら実験を繰り返すことを楽しんでほしいですね。

大石 好行 教授
応用化学・生命工学科
生理工学研究室
一ノ瀬 充行 教授
大石研究室
大石 好行 教授
八代研究室
八代 仁 教授
有機合成化学研究室
嶋田 和明 教授
マテリアル工学科
藤代研究室
藤代 博之 教授
平塚研究室
平塚 貞人 教授
山口(勉)研究室
山口 勉功 教授
吉本研究室
吉本 則之 教授
菊池研究室
菊池 弘昭 准教授
吉澤・中西研究室
中西 良樹 准教授
電気電子・情報システム工学科
高木研究室
高木 浩一 教授
今野研究室
今野 晃市 教授
西館研究室
西館 数芽 教授
本間研究室
本間 尚樹 准教授
機械システム工学科
船﨑研究室
船﨑 健一 教授
佐藤研究室
佐藤 淳 准教授
水野研究室
水野 雅裕 教授
柳岡研究室
柳岡 英樹 教授
小野寺研究室
小野寺 英輝 准教授
熱工学研究室
廣瀬 宏一 教授
社会環境工学科
福祉支援工学研究室
大川井 宏明 教授
構造工学研究室
岩崎 正二 教授
環境システム工学研究室
中澤 廣 教授
環境衛生工学研究室
海田 輝之 教授
都市計画学研究室
南 正昭 教授