岩手大学工学部 研究室訪問 Lab.Navi《ラボナビ》

岩手大学 工学部・大学院工学研究科

研究イメージ
高齢者施設訪問では、高齢者と会話し職員の意見も聞いて現場を知ります。
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障がい者と一緒に車いす対応バスのバリアフリー設備を視察。
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ベッドからトイレへの移乗をサポートする福祉支援ロボット。

その研究は今後実用化されますか?

 ベッドに寝るだけで呼吸と心拍を計測し、そのデータを採る段階まできています。一方では実用化に向けて、実際に寝泊まりをして生活の現場のデータを採るための実験ハウスを建設中です。こうしてたくさんの人に協力してもらってデータを採り、このシステムを完成させていく段階に入っています。

なぜ、そのような研究に取り組もうと
思われたのですか?

 以前私は、医学部で がんや心臓病についての仕事をしていました。いつも、病気になるもっと前の段階で病気を予防するような、日常生活にかかわる分野で医学や工学を創りたいと考えていました。そのような時に、福祉に出会ったことが、この研究に取り組むきっかけです。

大川井 宏明 教授

先生はどのようなところにおもしろさを感じて研究に取り組んでいるのですか?

 私たちの体と気持ちと工学が結びつくことにおもしろさを感じています。こうなるとますます工学が身近なものになってきます。
 高齢社会を迎えて介護を必要とする人が急速に増え、介護をする人の身体的・精神的負担も増え、それとともにさまざまな問題も起きています。その問題点を整理していくと、工学の分野から解決できることがたくさんあることに気づきます。介護する人が大変だなぁと思っていることを工学的に援助してあげると、楽になったり気持ちにゆとりが生まれたりします。また、介護される人が手助けしてほしいと思っていることができるロボットがあれば生活が快適になったりするのです。そのような視点で福祉介護の分野を見ると、福祉工学の必要性と可能性を強く感じます。

大川井 宏明 教授

先生が研究されているような分野には、どんなタイプの人が向いてますか?

 向いている、向いていないと決めつける必要はありません。大事なのは興味を持つことです。今、数学や理科が苦手でも、興味や好奇心はそれを得意な分野へと導いてくれます。
 福祉工学は、いろんな分野を融合させて取り組んでいく必要がありますから、いろんなタイプの人が必要なのです。これまでの概念にとらわれないで柔軟にものごとを考えられる人が、活躍できる分野だと思います。
 私の研究室では、社会人や福祉施設の人たちとよく交流し、「現場の工学」を創ることをめざしています。ここで過ごすと、「あっ、工学は身近にあるんだ、毎日の生活自体に工学の源があるんだ」とわかります。

大川井 宏明 教授
応用化学・生命工学科
生理工学研究室
一ノ瀬 充行 教授
大石研究室
大石 好行 教授
八代研究室
八代 仁 教授
有機合成化学研究室
嶋田 和明 教授
マテリアル工学科
藤代研究室
藤代 博之 教授
平塚研究室
平塚 貞人 教授
山口(勉)研究室
山口 勉功 教授
吉本研究室
吉本 則之 教授
菊池研究室
菊池 弘昭 准教授
吉澤・中西研究室
中西 良樹 准教授
電気電子・情報システム工学科
高木研究室
高木 浩一 教授
今野研究室
今野 晃市 教授
西館研究室
西館 数芽 教授
本間研究室
本間 尚樹 准教授
機械システム工学科
船﨑研究室
船﨑 健一 教授
佐藤研究室
佐藤 淳 准教授
水野研究室
水野 雅裕 教授
柳岡研究室
柳岡 英樹 教授
小野寺研究室
小野寺 英輝 准教授
熱工学研究室
廣瀬 宏一 教授
社会環境工学科
福祉支援工学研究室
大川井 宏明 教授
構造工学研究室
岩崎 正二 教授
環境システム工学研究室
中澤 廣 教授
環境衛生工学研究室
海田 輝之 教授
都市計画学研究室
南 正昭 教授