岩手大学工学部 研究室訪問 Lab.Navi《ラボナビ》

岩手大学 工学部・大学院工学研究科

研究イメージ
腐食に関する研究実績と知見を生かし、リチウム電池の性能評価にも取り組んでいる。
研究イメージ
 
研究イメージ
 

研究室所属の学生や院生も、先生とともにさまざまな研究を?

 はい。民間企業との共同研究は「応用研究」と位置づけ、学生たちに参加してもらっています。しかし、応用研究をするためには、まずは基礎をきちんと身につけなければいけませんから、基礎研究もしっかり行っています。
 腐食の世界は、医学の分野と似ている部分があると思います。医学では、研究と現場での臨床とは違いますね。同じように、腐食の分野も、研究室で学ぶ基礎研究と民間企業との共同研究は大きな違いがあります。私自身、研究者として腐食のメカニズムなどの知識はありますが、毎日現場に立ち会っている民間企業の腐食の専門家のように、その場で材料を判断したり代替策を考えたりするのは難しいものです。大切なのは、基礎研究と応用研究の両立。そういう意味から、学生たちにも、基礎研究と応用研究の両方に携わるように指導しています。

八代 仁 教授

今後はどういった部分に研究のターゲットを置こうとお考えですか?

 これからの時代は、やはりエネルギー関係が大切になってくるでしょうね。そういう意味では、すでに取り組んでいるリチウム電池や燃料電池などの研究が重要になってくると思います。これは、世界的にもニーズが非常に大きい領域ですし…。
 腐食というのは、実は人間の命に危険を及ぼす可能性のあるものです。だからこそ、腐食についての研究は非常に重要だと私は考えているのですが、その一方で、大学における腐食の研究が縮小傾向にあるのも事実です。それだけに、いろいろな方面に触手を広げながら、これまでの腐食研究をとおして得た知見を、さまざまな分野の研究・開発に役立てていきたいと考えています。そしてそこから、腐食研究の裾野がさらに大きく広がっていく。私自身はそう考えています。

八代 仁 教授

先生のこれまでの経験の中から、学生たちへのアドバイスをお願いします。

 とにかくいろいろ見て幅広くチャレンジしてほしいですね。どの領域でも同じだと思いますが、私たち教員が学生に与えるテーマは例題のひとつでしかありません。それにこだわって自分はその専門家だと思い込んだりせずに、いろんなものに一生懸命取り組んでほしいですね。
 教員に言われたとおりにやって、教員の手足となって研究を進めたからといって、それはその人のためにはならないのではないでしょうか。むしろ自分で自由にやって考えるというプロセスを経験した方が、たとえ成果が上がらなかったとしても自分の血となり肉となると思います。

八代 仁 教授
応用化学・生命工学科
生理工学研究室
一ノ瀬 充行 教授
大石研究室
大石 好行 教授
八代研究室
八代 仁 教授
有機合成化学研究室
嶋田 和明 教授
マテリアル工学科
藤代研究室
藤代 博之 教授
平塚研究室
平塚 貞人 教授
山口(勉)研究室
山口 勉功 教授
吉本研究室
吉本 則之 教授
菊池研究室
菊池 弘昭 准教授
吉澤・中西研究室
中西 良樹 准教授
電気電子・情報システム工学科
高木研究室
高木 浩一 教授
今野研究室
今野 晃市 教授
西館研究室
西館 数芽 教授
本間研究室
本間 尚樹 准教授
機械システム工学科
船﨑研究室
船﨑 健一 教授
佐藤研究室
佐藤 淳 准教授
水野研究室
水野 雅裕 教授
柳岡研究室
柳岡 英樹 教授
小野寺研究室
小野寺 英輝 准教授
熱工学研究室
廣瀬 宏一 教授
社会環境工学科
福祉支援工学研究室
大川井 宏明 教授
構造工学研究室
岩崎 正二 教授
環境システム工学研究室
中澤 廣 教授
環境衛生工学研究室
海田 輝之 教授
都市計画学研究室
南 正昭 教授