ご 挨 拶
会長 柏葉 安兵衛
(昭和38年電気工学科卒)
会員の皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます。日頃は一祐会にご理解とご協力、ご支援をいただき厚く御礼申し上げます。
私は令和4年5月の総会において、小櫻忠夫(昭和22年採鉱科卒)前会長の後任として2年間の会長職を仰せつかりました。就任にあたりご挨拶申し上げます。
岩手大学理工学部の同窓会である一祐会は、昭和17年(1942年)9月16日に創立された「盛岡高等工業学校同窓会」が始まりです。理工学部の前身である盛岡高等工業学校は昭和14年5月に設置され、その後盛岡工業専門学校に改称、昭和24年には岩手大学工学部となりました。更に平成28年4月には岩手大学理工学部となり現在に至っています。このような経過に伴い、名称を「岩手大学工学部同窓会一祐会」、そして平成28年4月に「岩手大学理工学部一祐会」に改称し、今年令和4年9月に創立80周年を迎えました。この間の卒業・修了者数は、高等工業・工専時代約2,700名、大学になってから約23,900名で、総計およそ26,600名にのぼります。一祐会は現在も毎年450名ほどの新たな正会員を迎え入れる大きな会になりました。すでに第一線を退いた会員も多いのですが、たくさんの会員が世界各地で工業界のみならず様々な分野で活躍しています。
さて、前任の小櫻会長の2年間は、コロナ禍によって人の集まりが厳しく制限されたため、一祐会本部総会は書面採決により行われ、またほとんどの支部総会は中止に追い込まれるなど、一祐会の運営は厳しい状況が続きました。このような中で今年度の総会も書面採決で行われましたが、小櫻会長から「一祐会80周年記念行事の実施」についてご提案があり、承認されました。しかし、この行事を今年の9月に実施することは困難でしたので1年延期して、来年令和5年5月20日(土)予定の一祐会総会と一緒に盛岡で開催しようと準備をしているところです。我々新役員は、今期はこれを大きな行事として実行していかなければと考え、「実行委員会」を設置して進めております。詳細なプログラム、行事内容などにつきましては、令和5年3月発行の「北杜71号」を御覧になってください。また、随時「一祐会ホームページ」に掲載する予定です。
一祐会は、「会員相互の親睦と母校の隆盛とを図り工業界並びに社会の発展に寄与すること」を目的としています。母校の発展・活躍は会員の大きな喜びですが、一方、母校の発展には会員の支援も重要かと思います。両者が協力し合って相乗効果が生じるならば母校の発展が一層進むように考えます。コロナ禍終息の見通しがつかない世の中ではありますが、先ずは様々な手段を使って連絡を密にし、会員相互の親睦を図って一祐会の発展に努めたいと考えております。会員皆様のご協力、ご支援、並びに関連行事への積極的なご参加をお願い申し上げます。
最後になりましたが皆様のご健勝をお祈りいたします。
「一祐会」の名称は、昭和28年6月の理事会で決定されました。
田口経恭第3代会長の提案によるもので、『会員一緒に助け(祐の字:天のたすけの意)合う』ということを意味しています。
月曜日~金曜日 9:00~12:00,13:00~15:00
(閉館日:土、日、休日)
〒020-8551
盛岡市上田4丁目3−5一祐会館内
019-623-2554
019-623-2557
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